J-CD supernova/カルマ インタビュー
―――BUMP OF CHICKENは11月23日にsupernova/カルマを発売しました。
supernovaはゆったりとしたリズムと、壮大なコーラスが耳に残る
スケールの大きな楽曲です。
直:最初は1コーラスしかないシーケンサーで作ってきたのを
レコード会社でさっと聴かせてもらいましたね。
あの壮大なイメージは既にありました。
―――たくさんのパーカッションが活躍してるのも、この曲の特徴です。
升:こんだけ入れたのは初めてですね。
直:なに使ったのか言ってやれよ。
升:まぁいろいろな楽器を使いましたね。
直:ひとつぐらい言ってやれよ(笑)
升:カホーンっていうこうやって叩くやつをね。
藤原と向かい合わせになってこう・・・(叩く真似)
直:やって
藤:こういう状態ですよ(升と藤原で少し向かい合って叩く真似)
直:(指パッチン)
もう1曲のカルマはゲームソフトのテーマ曲として書き下ろされたナンバーです。
彼らはゲームは好きなんでしょうか。
弘:好きです。ウチらはよく4人で集まってゲームとかしたりするんですけど
パーティゲームみたいな、もう大好きですね。
―――しかし、上手くはないそうです。
藤:なんでできないかっていうと、始めようと思う頃には既に
上手いやつがいっぱいいるんです、周りに。
直:悔しい!
藤:もうあんまやる気しないですよね。そうなると、負け街道じゃないですか、もう。
直:ゲームオタクだぜとは言えないっす
弘:おこがましい(笑)
―――彼らの来年1月からのツアーはアリーナクラスの会場が増えた大規模なものになっています。
直:JAPANのフェスなんてね、3万人の前でやってるわけですけれども
本当に1対1の気持ちでやってるし、
それがたまたま3万人いるか1人かなんて関係ないんですよね。
だから規模が大きくなっても、音楽って言うのは遠くに離れるもんじゃなくて
すぐそばにいるもんだから。
―――ドラマーの升が、わざわざ1曲ごとに立ち上がって客席を見渡すのも
そういった意味なんでしょうか。
直:パフォーマー?(笑)
升:パフォーマー?(笑)
パフォーマンスっていうか・・・まあなんかもう構われたいんですよ。構われたかった。
藤:意外な答えだな。
升:でもなんかまあ構うと「やめてくれ」みたいな。
直:人間そういう・・・
升:人間ですよね。
直:(笑)
升:(笑)
藤:責任を人類規模に言及したところがちょっと俺は・・・
ちょっとよくねえんじゃねえかと。個人の話だろ!それは。
だから構われたくない奴はできるだけ目立たなくしてると思うよ。
直:構われたいんだって
藤:お前はさ、何なの?
升:(笑)
直:(笑)ドラマー
藤:だから立つんだったらさ、見ちゃうじゃん、みんな。
で、そのあとの行動にやっぱり期待を馳せるじゃん。
直:ワーッてなるよね
升:お前ら全員立ってっからさ、休んでたくねえんだよ。
一緒だ!って、俺も立ってるぜ
直:藤君、後姿しか見えねえけど、マジ俺立ってるぜ
藤:とりあえず、升、今度飲むか。
―――確かに初めてバンプのライブを見た人は必ず
「升のアクションがおもしろかった」と言います。
升:いやあ、嬉しいっすね。そういうのがあるからやめられねえなあ。
藤:すげえいい顔してた、今、お前。
―――彼はバンプがまだライブハウスで活動していた頃
「ドラマーが見えなかった」という意見が多かったことを内心気にしていたそうです。
全:(笑)
直:純粋!純粋!
升:まあね
直:よかった、よかった
藤:ピュアだなあ、お前はピュアな奴だなあ
直:藤君、そう言うとなんか、まるでお花が咲いてるみたいになっちゃうから。
藤:それ聞くと聞かないじゃ、俺のお前に対する印象が大違いだから。
升:大違いでしょ。
直:逆に飲みにいった方がいいよ
―――supernova/カルマは今週一体何位にチャートインしているのでしょうか。
このあとのトップ10をお楽しみに